点線日記

猫グッズなどについて書いています。

宮本こうじのライブに行った

先日、京都の紫明会館というところへ宮本浩次のライブに行った。

宮本浩次というのは20年くらい前に、何曲かの歌がヒットしていた歌手だ。事情はよくわからないが、あるときからメジャーな活動は止まってしまった。

彼がやっていたラジオのことなどを思い出しているうちに、ライブに行ってみようかなと思った。数年前からライブ活動を行なっていることをツイッターで知っていた。

 


声と曲が良い、上手いことはもともとわかってはいたが、行ってみたところ弾き語りで声とギターの音だけが小さなホールの中に響く、とても良い音楽であった。

私は大きな音や重低音が苦手なので弾き語りがちょうど良かったのだろう。全盛期から遠ざかってあまり期待しないでいったが、歌もギターもしっかりした技術が感じられた。

曲はほとんどがその20年前のアルバム曲。そのままではなくギターの凝ったアレンジが加えられていた。ポリネシア風というのか海辺風またはスコットランドのような北欧風。あとはピアノを弾いたりハーモニカを吹いたり、ライブツアーの中で即興で繋げる曲もあったり。

歌を滔々と聞かせる感じでいうと、この先は長谷川きよしみたいになっていくのだろうかと思った(私が知っている数少ない歌手で言うと)。

バンドと共に演奏するパターンの時もあるみたいだけど、かなり繊細そうな雰囲気で、自分で完結する弾き語りが性に合ってそうだ。もう40代終盤頃だと思うけど、あまり年齢とともに性格が砕けてきてもなさそうに思う。

 

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お客さんは9割が女性で、30代半ばから60代頃までと思われる。40代が多そう。

当日券無しのほぼ満席になっていて、アイドル的な存在への人気ではなくちゃんとみんな曲を聴きにきている信頼感がある。


宮本氏もまだそんなに年取ってもないが、これから商業音楽に戻ることもないんだろう。ライブというとインディーズであっても、前説というか開演前に係員の挨拶くらい、(写真を撮らないでとか)あるのかと思ったら、そういうのもなく時間になったら本人が登場して、極めて淡々としている。会場スタッフは4人くらいで慌ただしそう。

イベントってそんなものだろうとは思うけどもなんというか、売り出し中でない(恐らくこれから上昇に向かうでもない)アーティストのライブスタッフが、ファミリーというよりは仕事感があると、我々はどこに向かっているのだろう?みたいな何となく不穏な感じがする。別に嫌な印象ではないんだけど。

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