点線日記

お笑いとか猫とか使ってみたサービスについて書いています。

軸は「何にでも興味を持つか」と「主体性」? 勝手に司会芸人分布図を作ってみた

「モヤモヤさまぁ~ず」を毎週見てるんだけど、さまぁ~ずって本当に何にでも興味を持つなあ、人気お笑い芸人にしては珍しいなあと思う。芸人ってお金とか着飾った女性とか、華やかなことに興味がありそうで、さまぁ~ずはそれも多少はあるようだけど、素朴なことへの興味もしっかりある。

 

これは頭の良さとは関係ないし、知的好奇心というのともちょっと違う。お勉強が好きなのとは違って、子供と遊んだり、お年寄りと仲良くなるのに必要な性質だと思う。

Qさま」も何で続いてるのかわからないけど、さまぁ~ずの二人がそういう性質だから続けられてるんだろうなあと思いながらチャンネルを変えてみたら、くりぃむしちゅーもクイズ番組をやっていた。


くりぃむクイズ ミラクル9|テレビ朝日

観ていると、くりぃむしちゅーの方は、クイズ問題内容への興味などはあまり感じられない。それよりは、番組の進行を面白くすることに重点を置いているようである。

じゃあ他の芸人はどうだろう?と思って、ゴールデンタイムに冠番組を持っている芸人たちについて、X軸に興味の有無を取った分布図を、Googleスプレッドシートで作ってみた。

http://i.gyazo.com/f759e7726c6a36ef85ec78cdc820a5d5.png


 

チヤホヤされ度

Y軸に「チヤホヤされ度」を設定してみたが、これは特に軸としてそこまで意味は無い。学問的なやつじゃないし。

最近、千原ジュニアチュートリアル徳井のチヤホヤされ具合がすごいなあと思っていたので、この人達はどうなんだろうと思って、ちょっと入れてみた。スタジオの観客が黄色い歓声を上げるのは普通のことだが、この二人は共演者の女性タレントたちにチヤホヤされている。


朝日放送|世界の村で発見!こんなところに日本人

千原ジュニアなどは、ガラガラ声で木村祐一と「考えられへん!!」などと言ってきた芸風で、今の様子を見ると、お前そんなにチヤホヤされたかったのかよと思ってしまう。人気者の登校拒否児がたまに学校に来ては、優遇措置を受けているみたいな感じだ。

千原ジュニアチュートリアル徳井、フットボール後藤と並べると全員コンビの片割れである。彼らの相方のうち、私の見ている中で一番見かけないのがチュートリアル福田だ。徳井が特別に福田を押しのける訳でもないだろうし、これらの3コンビの中で福田が特別実力が低いわけでもない。福田、どこに行ったんや。


福ちゃんのお酒 - YouTube


 

 

何にでも興味をもつ芸人群

素朴なことに興味を持つ部類としては、爆笑問題もかなりのもので、基本的に真面目だ。爆笑問題の場合は、どちらかというと学問的な方向かもしれない。さまぁ~ずと爆笑問題は同じような要素を期待されて売れているような気がする。

さらに、「興味を持つ」だけではなくて、「知識そのもの」みたいなのが、芸人ではないけど池上彰と林修だ。知識に直接アクセス出来る人を時代が求めるようになっているんだと思う。

池上彰と考える、仏教って何ですか? 文庫版

池上彰と考える、仏教って何ですか? 文庫版

 

 

 

雑学などへの興味が薄い芸人群

こちらの方が数が多いと思う。

くりぃむしちゅーと同様に、ネプチューンも、番組で扱っている題材への興味が薄い感じがする。興味が薄い人でも、まあこれはこれでアリでしょと言う感じで番組が続いている。

(興味がある、薄いと言っているのは私が見たところの印象で、実際どうなのかはわからない。)

 

ダウンタウンはどうかなと考えると、ダウンタウンも素では興味がなさそうである。彼らが生き生きするのは、ストレートなお笑い番組の、ガキの使いであったり、IPPONであったり、すべらない話である(浜ちゃんの出ている番組が1つしか挙げられなかった)。それでも興味が無いなりにも、それを取り繕ったり隠したりせずに、一定の質の番組ができていると思う。

「してみるテレビ 教訓のススメ」では心理学であったり、法律相談であったり、主婦やサラリーマンなど普通に生活している人向けの題材を扱っていて、ダウンタウンの2人もそんな広範囲のことに興味が無いはずだけど、それなりに考えて進行できている。

 


してみるテレビ 教訓のススメ - フジテレビ

ネプチューンダウンタウンでどう違うんだろうなと考えたのだが、主体性の有無ではないかと思った。「お金をもらってるんだから」とか「仕事をきちんとやる」とも言う。「コミット」とも言うかもしれない。

ネプチューンとかくりぃむしちゅーに主体性がないと言うと、失礼かもしれないのだけど、そんな感じがする。ダウンタウンは雑学に興味が無いながらも、浜ちゃんも実感の持てない情報の提供に戸惑いながらも、題材にそれなりに近づくことができているのだと思う。

そういう考えがあったので、タイトルは「何にでも興味を持つか」と「主体性」にしてみた。主体性はあまりにも個人的な主観なので、グラフの方には反映させなかった。

 

やしきたかじん系列の司会芸人

古いタイプの男らしさというのか、最近の言葉で言うとオラオラ系というのか、偉そうに、多少怒鳴りつける口調で司会をする人がたまに居て、ここまで揚げた中では少ないのだが、メッセンジャー黒田、フットボール後藤と、明石家さんまもそうではないかと思う。くりぃむしちゅー上田もそうだ。私はこの群を「やしきたかじん系列」だと勝手に思っている。

この群については、興味の有無という指標から外れて、自分目線(と思われるもの)を発しながら番組を進められる。

 

昭和の芸風

これはもちろん古いタイプの芸風である。オラオラ系とは外れたところの「我ここにあり」みたいな司会進行をするタイプが、徳光だったり、みのもんた堺正章タモリだったりすると思う。この人達は興味の有無という視点から外れて、わりと一本調子な話し方でも、その人を受け入れる空気が出来上がっている中なので、聴衆を盛り下げないでいられる。

タモリ倶楽部 東京トワイライトゾーン

タモリ倶楽部 東京トワイライトゾーン

 

タモリと言ったら雑学王、マニアックなんだけど、ゴールデンタイムの番組で毎週与えられる題材に乗っかったりはしない。ミュージックステーションでは完全に魂が抜けているし、深夜のタモリ倶楽部で目の前にある題材への興味が示されるが反応は薄い。今回のグラフではマッピングしにくい。

その他の出演者芸人

土田晃之も面白いのだが、番組で取り上げている知識への興味は大してなさそうに見える。

ビビる大木は興味が有るのか無いのかよくわからない。なぜ「してみるテレビ 教訓のススメ」によく出ているんだろうか。ダウンタウンとの相性はあまり良くなさそうで、よくコメントしたそうな顔をしているのだけど、コメントを聞いてもらえないでいる(カットされているかもしれない)。ビビる大木は仲良しネプチューンの番組に出て、ダウンタウンの番組にはよしもと芸人がでるのが順当ではないかと思うが、その緊張感が良いのだろうか。

 

ナベプロ帝国の興亡 (文春文庫)

ナベプロ帝国の興亡 (文春文庫)

 

有吉は、ゴシップネタ以外はいろいろと興味がなさそうだが、ダウンタウンと同じで主体性が感じられる。坂上忍はわりと、いろいろなことに興味がありそうに思う。

ピース(綾部・又吉)はうまく引き当てれば又吉の知的好奇心が炸裂すると思うのだけど、ゴールデンタイムに番組を持てる日が来るのだろうか。

この間めちゃイケで、極楽とんぼ加藤がダイノジの相談に乗るというコーナーをやっていて、「冠番組を持てるなんて、ほんの一握り。メジャー路線だけを狙ってはいけない」などと加藤が語っていたが、どうなんだろうか。番組を持つとそれはそれでめんどくさいこともありそうだし、単なる巡り合わせではないのかな。それとも未だにピラミッド構造で、冠番組を持てるかどうかが一番の指標なのだろうか。

まとめ

池上彰、林修が前面に出ていることからもわかるように、かりそめの知識や興味でなく、より具体的に知識を伝授できる人の時代が来ているのかもしれない。大学教授だったり、編集者だったりがもっと活躍するのかもしれない。「興味があるふり」で誤魔化しているザ・テレビマンは淘汰されていくかもしれない。

と思いましたがいかがでしょうか。

広告を非表示にする